YMO

Yellow Magic Oracles

2009年9月27日

TeX導入成功!

TeX導入に成功! ちゃんとtxfontsにもできた。

\int_{-\infty}^\infty dx\,\exp(-ax^2)=\sqrt{\frac{\pi}{a}}

platexはあってもdvipngがXREAになかったので野良ビルド。CGIは当初はrubyで書こうと思ったけど結局PHPで書いた。ご希望の方がいればコードもアップロードします。

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2009年9月19日

与野党哀歓

さて、全国のネトウヨという名の生体Botが無力感に打ちひしがれた選挙も終わった。チャーチルの有名なガセ名言

If you are not a socialist by the time you are 25, you have no heart. If you are still a socialist by the time you are 35, you have no head.
なんてのがあるけど、socialistをweb conservatistに変えると(平沼とか、単なるconservatistを指してるわけでは全くない、念のため)現代の世の中を全くうまく説明してくれますなあ。

民主党の閣僚人事が発表されたわけだけど、見てみよう。

役職氏名グループ当選回数
首相鳩山由紀夫鳩山G7回
副総理・経財・科技相(国家戦略担当)菅直人菅G10回
総務・地域主権相原口一博羽田G5回
法務相千葉景子横路G(参)参4回
外務相岡田克也7回
財務相藤井裕久7回参2回
文科相川端達夫川端G8回
厚労相(年金改革担当)長妻昭4回
農水相赤松広隆横路G7回
経産相直嶋正行川端G・鳩山G(参)参3回
国交・沖縄北方・防災相前原誠司前原G6回
環境相小沢鋭仁鳩山G6回
防衛相北沢俊美羽田G(参)参3回
官房長官平野博文鳩山G5回
公安委員長(拉致担当)中井洽小沢G・川端G11回
金融相(郵政改革担当)亀井静香国民新党11回
消費者・食品・少子化・男女共同相福島瑞穂社民党(参)2回
行政刷新相(公務員改革担当)仙谷由人前原G6回
官房副長官松野頼久鳩山G4回
松井孝治前原G(参)参2回
瀧野欣彌元総務次官
法制局長官宮﨑礼壹元法制次長留任
首相補佐官中山義活鳩山G4回
小川勝也鳩山G参3回
幹事長小沢一郎小沢G14回
国対委員長山岡賢次小沢G5回参2回
参院議員会長輿石東横路G(参)参2回衆2回
オールスター内閣とか言われてるけど、確かに各グループのエースクラスを揃えた重厚布陣(野田が入っていないのが気にはなったけど、財務副大臣として処遇)。とはいっても、民主党は自民党ほど派閥がガッチリしてるわけではないので、無所属や二重所属でも特に問題があるわけではない。あとは、長妻や原口のような中堅論客を配置しているし、副大臣にまで広げれば大塚や福山など、政策立案の功労者を並べてて、まあ政権交代の論功行賞と言えばそうかもしれない。問題は船頭多くして船山に登らないかだが、これは安倍改造内閣とそれを引き継いだ福田内閣も同じだから、さほど大きな問題ではないと思う。むしろ気になるのはこの論客陣で、野党であれば国会で論戦するだけで済むんだけど、政権与党、責任政党となった以上、自分の立てた政策に従って官僚を動かすのが仕事になるわけだから、官僚の使い方のうまさが問われてくる(その辺麻生は、首相としてはほぼ何もしてないに等しいけど、総務相・外務相時代の官僚の使い方の上手さは評価されてるらしい)。官僚を「抵抗勢力」に仕立て上げたって、何も政策は実現できないからね。

あと気になるのが、国家戦略局・行政刷新会議って一体何なのよ。国家戦略局は外交も扱うらしいけど、それを抜いたら経済財政諮問会議とほぼ変わらない気がする。実際、経済財政諮問会議を上手く活用して官邸主動で色々やってたのが小泉内閣なわけで。名前が変わっただけならいいんだけど、経済財政諮問会議の担当大臣は経財相なんて呼ばれてるわけで、これは影のエリート官庁、経済企画庁長官から脈々と受け継がれた重要ポスト。実際、通常国会の初頭には首相の施政方針演説、外務相の外交演説、財務相の財務演説と並ぶ政府四演説の一つとして、経財相の経済演説を行うことが通例となってる。日本の経済政策を担うのは、これからは国家戦略局になるということ? 加えて、経済財政諮問会議のみならず、「重要政策に関する会議」として中央防災会議、男女共同参画会議なんてのがあって、それに内閣府特命担当大臣が割り当てられてるわけだけど、総合科学技術会議なんてのもあって(これの担当大臣は旧科学技術庁長官から引き継がれてる)、それが今後どうなるのか理系人間だと気になる。菅直人が兼任してるけど、科学技術政策の方に彼の時間が割かれるとはなかなか思えない。まあ差し当たってオーバードクターは深刻な問題だし、近視眼的「ムダゼロ」で(自民党にもいたなあ)基礎科学から研究費削減されると困るし。

まあ民主党の政策に大して期待などしてはないんだが、とにかく今回の選挙は政権交代を実現する、あるいは恒常的に実現の可能性がある状態を保った社会を作ることが最大の目的だと思ってるので、各政策についての細かい批判はどうあれ、それの欠点を全部足し合わせても政権交代により政財官の鉄のトライアングルを壊すメリットが勝ると考える。なので、まあ民主党にはじっくり政権与党として成長してもらって、あまり有権者を失望させない程度に(今後も二大政党の一角の立場を保ちつづけられるように)頑張っていただきたい。

一方、二大政党のもう一角として、自民党に立ち直ってもらわないといかん。今回の選挙で落選した主な議員はこんなところ。適当に拾ったからだいぶ抜けてると思うけど。

  • 町村派
    • 尾身幸次(8回)
    • 杉浦正健(6回)
    • 中山成彬(6回)
  • 額賀派
    • 船田元(10回)
    • 久間章生(9回)
    • 笹川尭(7回)
    • 小坂憲次(6回)
  • 古賀派
    • 丹羽雄哉(10回)
    • 堀内光雄(10回)
    • 柳澤伯夫(8回)
    • 根本匠(5回)
  • 山崎派
    • 山崎拓(12回)
    • 保岡興治(11回)
  • 伊吹派
    • 島村宜伸(9回)
    • 中川昭一(8回)
    • 谷津義男(7回)
  • 麻生派
    • 中馬弘毅(9回)
  • 高村派
    • 赤城徳彦(6回)
  • 二階派
    • 海部俊樹(16回)
まあ久間は「しょうがない」し、中山なんかは自業自得もいい所だけど、小坂とか根本とか、派のニューリーダー級の中堅が落ちてるのが気になる。中川昭一に至っては最後まで麻生を支えられてたら間違いなく将来的には総理になれただろうが、酒乱事件で総理への道のりがだいぶ遠ざかっちゃった。

総裁選出馬が、よく分かんないんだけど、伸晃が今回見送り、石破が推薦人集められず、与謝野・小池は小選挙区で負けて発言力が低下したなかで、

氏名派閥当選回数主な推薦人
西村康稔町村派3回鴨下、鳩山、与謝野
河野太郎麻生派5回世耕、平沢、山本一太
谷垣禎一古賀派9回小池、小里、石原
こういう面々が立候補。谷垣の推薦人に小里が入ってるところを見ると、旧谷垣派は固めたんだろう。もしかしたら古賀と組んで、古賀派全部で固めてるかもしれない。河野は、そもそもこの惨敗を招いた麻生の派閥から次回総裁を選出するというのは旧来の常識じゃありえなかったわけで、自民党における派閥の役割が低下してきたことを示している。この辺の議員とか、あとは神取、丸山、義家なんか派閥とは縁遠そうな参院議員が推薦人に名を連ねてるのを見るに、中堅・若手からの人気があると見るべきだろう。確かに谷垣じゃあ、堅実だけどいかにも旧態依然としてるので、自民党のニューリーダーとしてこちらにもある程度の票が集まってもおかしくない。まあ、見る限りこの2人の一騎打ちになりそうだけど、よく分かんないのが西村。正直、パッと出にしか見えない。なんでこの人が20人も推薦人集められたんだろう。森が古賀と会談して谷垣擁立に動いたという情報もあるが、石川県選出の馳・北村(当然町村派)が推薦人に加わっている状況を見ると、町村派で固めたと見るべきか?(しかし、馳は前回の総裁選で森が麻生を推す中、中川秀直にたぶらかされて小池の推薦人に名を連ね、森の不興を買っている)そうであれば、この期に及んでも一切総裁候補に名前が上がらない町村の人望のなさが不憫でならない。ともかく、選挙結果で票がどれだけ割れるかに注目だな。

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XREA TeX導入計画

調べてみたところ、どうもXREAにはplatexは入ってたけど、dvipsもdvipngも入っていなかった(dvipsを内部呼び出しするdvipdfはなぜか入っているのに!)。どっちか入れてくださいと要望しといた。入れてくれるといいな。

個人的にはMediawikiみたいな感じを想定してる。Computer Modernは嫌いなのでtxfonts使うと思うけど。

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2009年9月18日

心構え

卒研を始めるにあたりボスと会談して印象に残ったこと。

  • 理屈の上では理解できる、でも直感の上では何かモヤモヤ感が残るようなところから往々にして研究は発展していく。
  • 学校の試験だと8割解ければ(うちの大学では)優だけど、論文には一つでも間違いがあったら切腹もの。だから、院に入ると学部とは質も量も比べものにならないくらい勉強が必要。

前者でどうしても引っかかるのは、いわゆる線型応答。どっからともかくエントロピー生成とか大偏差が出てきて、それで説明がついちゃうというのは何か腑に落ちない。まあ、腑に落ちないというのは自分の理解があやふやであるからという方が往々にしてあるわけで、量子論なんか直感的には腑に落ちるわけがないんだけど、清水さんの本のようにきっちり書かれると引っかかる箇所が「原理」に追い込まれていくので、あとはその腑に落ちない部分が凝縮した原理を受け入れれば(いくら腑に落ちなくてもそれが実験結果なのだから、自然科学をやっている以上受け入れるほかない)すっきり理解できる。そういうわけで、物質中の電磁気も線型応答も清水さんの教科書が読みたいなあという結論に落ち着く。とはいっても、ないものは仕方ないので、自分の中でしっかり理解できるように勉強しなおそう。

卒研は今のところ粉体なんかに興味がある。とはいっても、粉物(たこ焼きとか)は好きだけど、小麦粉自体が好きなわけではないので、何か内部自由度をもった「粒」を扱う感じになるかな。というか、複雑な相互作用があると、輸送以前に平衡状態からして自分にはよく分からん。

それと二本立てで勉強もした方が良かろうということなので、推薦されたN. Goldenfeld Lectures On Phase Transitions And The Renormalization Group でも読もうかなあ。とりあえず図書館で借りてみよう。それにしても洋書は高い。これを公費で買えるというのは大きい。

全然関係ないのだが、大自由度カオスを考察しろというレポートで、Rössler方程式に拡散項を付加した偏微分方程式を数値解析してみたのだが、どうも解が爆発する。尤も、放物型方程式は時間差分が空間差分に比較して粗いとしばしば不安定化するので、計算量が多くなってイライラしながら時間差分をできるだけ小さくとってみても発散の様相は変わらない。無理やりフィードバック項を入れてみたら、Turingパターンのようなものができたので、この不安定性は方程式に内在するものなのだろうとか考察してレポートを提出してから教授と話したところ、「確かに爆発するかもねえ。」という感想をもらった。しかし、拡散項さえ入れなければアトラクタが有界なのに、拡散項入れた瞬間にスパーンと発散してしまうのが、やはりどうも腑に落ちない。

と、これを書いててbloggerはMathML使えないことに気づいた(無理やり.htaccessでAddTypeしても変なJavaScript内部に埋め込むせいでXMLがValidじゃなくなってMozillaに解釈拒否されてしまう)。XREAってTeX使えたっけなあ。もしdvipngとかまで使えるなら、数式をpngに変換してくれるCGIでも書いてみるか。

追記。計算してみた方程式はこれ。 \dot{x}&=-y-z\\\dot{y}&=x+ay\\\dot{z}&=b+z(x-c)+D\nb^2 z

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2009年9月17日

Yellow Magic Oracles

卒研も始まることだし、ボスに倣ってブログを始めて(再開して)みることにした。どうせまたすぐ飽きるだろうけど。

前にやってたのは、とにかく仕様にできるだけ縛られず自由にやりたかったので、そうなると自分でコードを書くのが良かろうということで、fc2もMovable Typeも使わず自力で1からPHPでコードを書いて、SQLでコメントとトラックバック管理して、フィードも込みで何とかブログと呼べるようなものになったと思う(実際、フィードやトラックバックの実装は良い勉強になった)。しかし、バグの修正や記事書く面倒さで2ヶ月くらいで飽きてしまった。今ではそのコードも誰が書いたか分からんくらい読めたもんじゃない(というか、PHPで数年後に読めるコード書くのは不可能だろう)。

そうこうしてるうちに、GoogleがBloggerなるサービスやってることを知り、Googleがやってるので拡張性は抜群だろうと思ったら案の定。さすがに自分で書くほどではないが、その手間をかけるほどできない機能があるわけではない。しかも、外部サーバに公開できるということで、長年(といっても実働期間は少ないが)世話になってるXREAに公開。読者の皆さん、俺のAdsenseなんかどうだっていいのでXREAの広告をクリックしてあげてください、素晴らしいレンタルサーバです(そして無料サービスをゲットできたのは当時知名度がまだ大きくなかったから)。

タイトルはもちろん細野さん、教授、ユキヒロのグループから。Black MagicでもWhite Magicでもない、Yellow Magic。せっかくなので動画にリンクしておこう。YMO屈指の名曲、CUE。ドラムを叩いている教授に注目。

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