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Yellow Magic Oracles

2009年11月3日

誤差論

  • 誤差論では(唯一の)「真の値」の存在を仮定する
  • 我々が得たいのは真の値である
  • 計測値は様々な理由により真の値からずれている
  • このずれを誤差(error)という
  • 誤差は系統誤差と偶然誤差に分類される
  • 系統誤差は発覚しにくいが、発覚したら除去は容易である
  • 偶然誤差は正規分布にしたがって発生すると仮定する
  • 系統誤差を除去した後、複数の標本をとることにより、真の値は区間推定に従ってエラーバー付きで推定する
というのが、一般的な誤差論の肝。だから、例えば量子力学に従う物理量を何回も測定して、その平均をプロットして、標準偏差をエラーバーにするという行為にはあまり意味がない。その測定の過程には「唯一の真の値」は存在しないから。

今考えてみれば全く当然のことだけど、自分で計画を立てて数値実験をしてみると全然分かってなくて、確率変数の標準偏差をエラーバーにして「あれ、エラーバーえらいでかいな」とか悩んでいた。まあこういう試行錯誤を通してみんな分かっていくんだろうけど。

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